糖尿病・高血圧などの生活習慣病を中心に内科全般の診療を行っております。

生活習慣病

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生活習慣病の予防は生活スタイルの見直しから。
病気発症そのものを防ぐ施策に取り組んでます。

生活習慣病とは

厚生労働省によると生活習慣病は「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣がその発症・進行に関与する症候群」と定義されています。

具体的には[1]糖尿病 [2]高血圧 [3]脂質異常症(高脂血症)です。
これらは以前には成人病と呼ばれ、この名で覚えている人も多いのではないでしょうか。

治療としては、生活習慣やライフスタイルを変える事から始めますが、食事の取り方、内容、運動の種類や量、たばこやお酒の量の調整、睡眠時間、ストレス管理に至るまで、幅広く考えていく事で効果的に進める事が出来ます。

当院では、生活習慣の見直しやアドバイスはじめ、お一人お一人の状況を考慮して診断や治療・管理を行います。定期的に管理栄養士による食事指導もあります。(要予約)

[1]糖尿病

インスリンの分泌や働きが低下することで、血液中のブドウ糖(血糖)が増え、高血糖の状態が続く病気です。

膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが、血液中のブドウ糖を細胞の中に取り入れる役割を果たしていますが、このインスリンの量が不足したり、働きが悪くなったりすると、ブドウ糖が細胞内に取り込まれなくなり、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高くなってしまいます。

進行すると体の細胞にエネルギーであるブドウ糖が十分に補給されず、喉がかわいたり、多尿、頻尿、倦怠感、体重減少、できものができる、傷が治りにくいなどの症状が現れます。

ウエストサイズを基本に

メタボリックシンドロームかどうかの診断の基本は、ウエストのサイズです。ウエストサイズは、内蔵脂肪の蓄積状態を知るための、ひとつの目安だからです。また、下記の腹部肥満の基準は、内蔵脂肪面積100cm2に相当するウエストサイズであることから決められたものです。そのうえで、中性脂肪やコレステロール、血圧、血糖などについても、次のような基準が設定されています。

不健康な食事のイラスト

メタボリックシンドロームの診断基準

1. 腹部肥満 ウエストサイズ 男性85cm以上 女性90cm以上
2. 中性脂肪値・HDLコレステロール値 HDLコレステロール値 40mg/dl未満(いずれか、また両方)
3. 血圧 収縮期血圧(最高血圧) 130mmHg以上
拡張期血圧(最低血圧) 85mmHg以上
(いずれか、また両方)
4. 血糖値 空腹時血糖時 110mg/dl以上

糖尿病の検査と診断

  • hbH1迅速検査
  • 血糖値測定
  • 糖頁荷試験 75goGTT
  • 微量アルブミン検査
    糖尿病合併症検査

診断方法および診断基準

  • ①早朝空腹時血糖値 126mg/dL以上
  • ②75gOGTTで2時間値 200mg/dL以上
  • ③随時血糖値200mg/dL以上
  • ④HbAlcが6.5%以上

①〜④のいずれかが確認された場合は「糖尿病型」と判定する。


  • ⑤早朝空腹時血糖値110mg/dL未満
  • ⑥75gOGTTで2時間値140mg/dL未満

⑤および⑥の血糖値が確認された場合には「正常型」と判定する。

●上記の「糖尿病型」「正常型」いずれにも属さない場合は「境界型」と判定する。

当院ではインスリン療養指導も行います。

インスリン療法

糖尿病の治療としては、まずは食事・運動療法、その後薬物療法が選択されますが、近年では早期のインスリン療法の導入が推奨されております。患者さんご自身のインスリン自己分泌が極端に低下している状況でインスリン療法を開始するよりも、分泌が残された状態で開始するほうが、膵臓を守ることができるためです。

インスリンの早期導入の結果血糖のコントロールが良くなり、ご自身のインスリン自己分泌が改善されることでインスリン療法を離脱される患者さんも多数いらっしゃいます。

診察風景のイラスト

糖尿病教育入院について

糖尿病教育と血糖コントロールを主目的とした入院プログラムです。

医師、看護師、栄養士、薬剤師、理学療法士がそれぞれ専門の立場から患者さんにアドバイスさせていただきます。
月曜日から翌週土曜日まで13日間の教育プログラムで、糖尿病の病態、検査、治療、生活上の注意などを一通り学んでいただくことが可能です。また、インスリン分泌能、1日血糖プロファイル、合併症の状態などを調べ、患者さん一人一人に適した治療法を選択していきます。
忙しい患者さんは、月曜日から土曜日までの6日間で終了することも可能です。

通院ではなかなかコントロールのつかない患者さんはもちろんのこと、ある程度コントロールがついている方でも、知識の確認や合併症の評価を希望される患者さんにも教育入院システムをご紹介を致します。
また、健診で初めて糖尿病を指摘された方には初期教育が重要ですので、教育入院システムのご紹介を致します。

紹介状持参で当科外来を受診していただき、患者さんご本人と相談のうえで、入院を決めたいと思います。退院後は、原則としてなりら橋クリニックへ通院となります。

同愛記念病院の糖尿病教育入院詳細はこちら

[2]高血圧

血圧が高い状態が続く事で血管の壁に圧力が掛り、その結果血管を傷めて次第に血管が硬くなり動脈硬化へとつながっていきます。

高血圧の原因は特定されていませんが、遺伝的要因と食生活(塩分の高い食事)や嗜好(喫煙・飲酒)過多、または運動不足や精神的なストレスなどが挙げられます。

血圧測定のイラスト

当院では血圧測定の他に、ABI検査で血管の状態(動脈硬化)を測定します。

血圧手帳をお渡しして、ご自身で血圧管理をしていただき、治療につなげていきます。

[3]脂質異常症(高脂血症)

血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が多い為に引き起こされる疾患です。これら余分な脂質は、動脈の壁にくっついて血管を硬く狭くしていずれ動脈硬化を引き起こします。

コレステロールには善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)があり、善玉コレステロールは細胞内や血管内の余分な脂質を肝臓に戻す働きがある為、悪玉コレステロールを減らすことに役立っています。高脂血症の主な原因は食生活(塩分の高い食事)や嗜好(喫煙・飲酒)過多、運動不足が考えられ、脂肪肝(肝機能障害)を引き起こすことがあります。

ドロドロの血液のイラスト

糖尿病の診断と検査

1. HbA1迅速検査

糖尿病の治療や診断に重要な血糖値とHbA1cをすぐに調べられる検査です。最新機器により、採血7〜8分後には結果が分かります。

HbA1c測定器の写真

2. 血糖値測定(小型電極式グルコース分析)

血液中のブドウ糖(グルコース量)を測ります。

小型電極式グルコース分析の写真

・何がわかるか?

血液中のHbA1cがスピーディーに調べられます。「生活習慣病」の治療の基礎は、定期的な検査によるコントロールです。血液検査の結果がすぐにわかることで、より患者さんの症状にあわせた治療が行えます。

・検査の方法は?

血液検査で調べます。採血後1〜2分ほどで診断が可能です。

3. 糖負荷検査

血糖値は常に変動しているので、1回の血糖値検査で異常がでてもすぐに糖尿病と診断はできません。そこで、約1食分の糖分を飲み、血糖値がどう推移するかを見て糖尿病かどうかを判断する検査です。また、それだけではなく、血糖値をさげるインスリンを測定することにより、糖の流れが手に取るように分かります。

糖負荷検査に使用する糖分の写真

・何がわかるか?

糖尿病かどうか、糖尿病の場合は数多くある治療のうちどれが一番あっているか。また、幸運にも糖尿病でなかった場合は、今現在のインスリンの出ぐあいや糖尿病へのなりやすさがわかります。

・検査の方法は?

血液検査で調べます。採血後に糖分を飲んでいただき、30分、60分、120分後に採血します。血糖値の結果はその場でわかります。約1週間ほどでインスリンの出ぐあいを含めたすべての結果をお伝えします。糖尿病専門医により詳しい結果説明をおこないます。

4.微量アルブミン尿検査

尿中のアルブミンがスピーディーに調べられます。糖尿病腎症の管理の基本は血糖コントロールと血圧コントロールですが、定期的な検査も重要です。尿検査の結果がすぐにわかることで、糖尿病腎症の早期診断、より患者さんの症状にあわせた治療が行えます。

HbA1c測定器の写真

5. クリニテック ステータス プラス 小型尿分析器

検尿により多くの病気を推測できる情報が得られます。

尿中アルブミン迅速検査の写真

・何がわかるか?

タンパク・潜血・糖。PH等が分かります。

高血圧の(動脈硬化に関する)診断・検査

6.血圧脈波検査 ABI

両手足の血圧を同時に測定できる特別な器械で、首の血管の硬さや詰まりぐあいを調べる検査です。全身の血管の動脈硬化が進むと、血管が硬くなったりつまったりします。動脈硬化の進行度を診断することができます。糖尿病、高血圧、脂質異常症、やメタボリックシンドロームの方は、心筋梗塞・狭心症・脳梗塞を予防するために、定期的にチェックすることが大切です。

ABIの写真

・何がわかるか?

血液の拍動の速さから血管の硬さが、手足の血圧の比から血管の詰まり具合が、その場で分かります。また、あなたの血管年齢も判定します。異常が認められる場合は、すぐに頸動脈エコーによる精密検査が受けられます。

・検査の方法は?

ベッドに横になり、両手、両足首の4か所の血圧を同時に測定するだけなので、ほとんど痛みはありません。検査は5分ほど、その後すぐに詳しい結果説明をおこないます。

7. 頸動脈エコー

超音波を使って、首の血管・頸動脈を調べる検査です。どこの血管でも見ることができますが、太くて見やすい頸動脈を観察します。全身の血管の動脈硬化が進むと、心臓から脳へ血液を運ぶ頸動脈の壁が厚くなるため、動脈硬化の進行度を診断することができます。

また、首の血流を見るだけで大きな検査をせず脳内の血流をエコー熟達者の院長なら評価できます。

高血圧や脂質異常症、糖尿病、メタボリックシンドロームの方は、心筋梗塞・狭心症・脳梗塞を予防するために、定期的にチェックすることが大切です。

腹部・頚部超音波の写真

・何がわかるか?

頸動脈の壁の厚さ、しなやかさのほか、狭窄(狭くなっているところ)やプラーク(コレステロールなどのごみがたまったもの)がないか、脳内の血管に重大な閉塞がないかその場で分かります。また、あなたの血管年齢も判定します。

・検査の方法は?

ベッドに横になり、プローブという超音波発信器を首にあてて調べます。検査画像は一緒にご覧いただけます。検査は10分ほど、その後すぐに詳しい結果説明をおこないます。

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